
夏のある日、本宮から池原に戻る169号線山中で仔鹿と出会った。
別に珍しくもなかったが、何気なく車を止め様子を見たが、別に逃げ出す様子もない。
今の季節だと母親と一緒のはずなのだが、どうやら母親とはぐれたのか、母親の姿はなかった。
ふと、いたずら心でどこまで近寄れるか、カメラを手に仔鹿に近づいてみた。
仔鹿との距離は車の反対車線側十数メートル。
ところが、静かに近づくと、顔をあげ何度かこちらの様子を見るものの、一向に逃げ出す気配はない。


プーさんとキツネはR169の橋に取り付けられているユニークな飾り。つまり、そんな自然の中を国道が走っていると言うことだろう。
結局、5メートル間で近づき記念写真を数枚。
さすがにこの距離以上は近づけなかったが、こんな体験は初めて。お母さんはどうしたのだろうと気になりつつも仔鹿と別れた。
翌日の夜も同じ道でこの仔鹿に会った。
この夜は満月で野生動物が騒いだのか、その他に10匹の親子鹿、雄鹿、珍しいところで親子の日本カモシカにも出会った。
車は2台しか出合ってないのに、野生動物の数の方が多いのだから、いかに大変な所を走っているのか分かっていただけるだろう。
ガイド:浜松 光(はままつ ひかる)
かつて、かの文豪(故)開高健氏にワームの達人とまで言わせた、スポーツワールドご意見番。紀伊半島のゲームフィッシングに精通し、熊野川のノボリ&シーバスガイドと熊野灘のソルトウォーターフィッシングガイドを担当する。また熊野古道語り部ガイドとしても活動し、総合的なアウトドア活動を皆様にプロデュースしている。- 2008年08月25日
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