うちのホームページをご覧の方であれば、池原ダム、七色ダムは何もバスだけのフィールドじゃないことはご存知のはず。もちろん釣行に訪れる方のほとんどはバスフィッシングが主ですが、池原ダム、七色ダムは関西でレイクトローリングが楽しめる屈指のリザーバーでもあるのです。
さてそのターゲットは、ノボリと呼ばれる銀色の魚体が美しい魚で、正体はアマゴの降海型、サツキマスです。事実、海に降ろうとし海水に耐え得るべく魚体を変化させて(これを銀化という)、あの銀ギラ銀の美しい魚になると同時に魚体も大きくなります。アマゴのパーマークや朱点の美しい魚体とはまた違った趣があります。このあたりも人気がある所以ではないでしょうか。
ともあれ、実際はダムに阻まれているため海に降れず、遡上し産卵するまでダム湖に留まり格好のターゲットになっているというわけです。したがって、降ろうとしている魚なので、正確にはクダリって言ったほうがいいのかもしれませんね。
とまあ、格好のターゲットがいるのですが、関西圏ではあまりレイクトローリングの文化がなく、まだまだマイナーな釣りです。そのため、プレッシャーが低く魚がスレていないので、入門にももってこいなのです。さらに、ナチュラルレイクほどディープレンジを攻める必要がないので、手返しがいいのも特徴です。
少ないながら愛好者は年々増えてきており、美しい魚体と単純そうで奥が深い釣り方目当てで、幾度となく足を運んでいらっしゃる方もいます。
大阪府からお越しの新澤氏もその中のお一人で、3年目にしてようやく納得のいくサイズにめぐり合えました。さらに、今年はダム湖の状態もよく、昨年末放流した銀化アマゴが功を奏してか、例年にないくらいいい釣果を記録しています。
解禁後3回ガイドで新澤氏をご案内していますが、1回目でサイズの記録(39cm)を更新。2回目、3回目はサイズこそ30cm弱ですが、回を増すごとに数を更新。平均釣果はなんと、6.3尾とかなり好調です。
ノボリは成長も早いので、6月の梅雨の頃になるとほとんどが30cmを越え、40cmオーバーの良型の期待も高くなってきます。さらに、今年はダム湖の状態がいつも以上にいいので、ひょっとすると幻の50cmオーバーの期待も少なからずあります。釣期は禁漁となる9月一杯ですが、実際には8月になると表層水温も高くなるので、ちょっと厳しくなりますので、7月中旬くらいまででしょうか。
バスフィッシングのようにこちらから攻めていくアグレッシブさはないですが、コース取りや狙うレンジ、ルアーやドジャーの選択など意外と奥が深く楽しいものです。バスフィッシングのちょっと飽きてきた方、定年退職し余暇を有効に過ごしたい団塊世代のお父さん!のんびり湖上を流すレイクトローリングを一度体験してみてはいかがでしょうか?
ガイド:藤原 秀樹(ふじわら ひでき)
元海上自衛官で艦船乗り。リザーバーでのバス&トラウトをメインに熊野灘でブルーマーリンをキャッチするなど、釣りの分野も多岐にわたる。「バスフライサーフェイスシステム」 をはじめ関西ではなじみの少ないレイクトローリングなど、フィッシングガイドで、楽しいゲームフィッシングを皆様にプロデュース中。
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